「一人でも多くの方に来てほしい!」
上映会の開催を決めた方は、誰もがそのように思うはず・・・。
多くの方にお越しいただくためには、いくつかのポイントがありますので、参考にしていただければ幸いです。
※過去に実施された主催者さまに集客のポイントについてお聞きし、その中から一部をご紹介させていただきます。
①チームを組む
「上映会を開催しよう!」と思えば、まず最初に仲間を集めましょう。
上映会を開催するには、会場の手配から始まり、チラシやポスターの準備、告知、集客、当日の上映などが必要となります。
やはり一人では大変ですので、できるだけ多くの同じ想いを持った仲間を集めて、チームを組んだ方が活動がスムーズに、
かつ大きく広がります。仲間と一緒に「楽しむ」ことが大切です。
②協力者をリストアップして、協力を呼びかける
ポスターの掲示や前売券の販売など、告知や集客に協力していただけそうな方をできるだけ多くリストアップし、協力を呼びかけます。
この時にはチラシを準備していた方が、協力していただけやすくなります。
③前売券を10枚セットでお預けする
前売券を用意される場合は、協力いただける方に10枚ぐらいをセットにして、お預けされると良いでしょう。
買取になると大変ですので、売れた枚数を精算する方が、協力していただけやすくなります。
④チラシやポスターを人が集まる場所に配布、掲示する
学校、役所・役場、ホールなど各種行政の施設、ボランティアセンター、社会福祉協議会、図書館、カフェなど、
人が集まる場所にチラシを配布、ポスターの掲示許可をもらってください。
映画の簡単な説明と、自分たちの「想い」とともにお願いをすると、協力いただけることが多くなります。
⑤試写会を開催する
映画はクチコミで広がるチカラが大きいです。
上映会開催の1~2カ月前を目安に、地域で影響力のある方や行動力のある方、市区町村の関係部署の方(人権教育課、教育委員会など)、メディア掲載関係者などを人数限定で招いて、試写会を開催すると良いでしょう。
告知、宣伝、協賛、取材など、さまざまな協力を得られることにつながります。
⑥地元のメディア掲載にアプローチする
地元のラジオ、テレビ、新聞、広報誌、フリーペーパーなどにアプローチすると、記事にしていただいたり、取材につながることがあります。
常に記事を探しているメディア掲載も多くありますので、「自分たちの活動が記事になるわけがない・・・」と考えるのではなく、電話をかけるなど積極的にアプローチしてみましょう。
特に、「ガレキとラジオ」は小さなラジオ局での「おはなし」ですので、コミュニティーFM局には、これまで多く取り上げていただいております。
⑦インターネットを活用する(補助的な利用)
公式自主上映会情報サイトの「上映スケジュール」ページでは、各上映会の日時の他、問い合わせ先などを掲載しておりますが、料金やお申込方法などの詳細を記載した専用のページを作成されると良いでしょう。
手間をかけなくても、ブログやFacebookを活用される主催者さまの例がたくさんありますので、参考になるかと思います。
インターネットは、公式サイトの予告編の動画や、他の主催者さまの上映会が盛り上がっている様子を見てもらいやすくなるので、効果は大きいです。
ただし、地域の上映会は、地域に密着した互いの顔が見える告知、宣伝活動が断然、有効になります。
インターネットは補助的に利用するものと考えていただければと思います。
⑧「想い」と「行動力」
何と言っても、最後は「想い」と「行動力」が一番のポイント!
たくさんの「想い」を集めてください!